Kebv Company

私の日記も兼ねつつ、何かしら有益な情報が書ければ

ハローワークの通い方

みなさん、勤労お疲れ様です。毎日が勤労感謝の日、kebvです。
kebvは無職なんで、時々ハローワーク、通称ハロワに行くんですけど、意外と行ったことない人が多いじゃないかなと思って、私の経験を書いていきます。

初ハロワ!

初めてハロワに行った時は、そりゃ緊張しました。でも、みんな緊張するんでしょうね。職員の方が懇切丁寧に説明してくれます。大変優しい対応です。お節介すぎるくらいに優しい人が多いです。
初めて行くと、住所とか名前とか登録するところから始まります。ハロワには就活用のパソコンが何台も置いてあるので、そちらで手続きをするように指示されます。「パソコン使える?簡単な操作だから、大丈夫だよ」と職員さんが声をかけてくれます。優しい!ハローとは後光のことかと思うほど、職員さんが眩しく見える。直視できないよ!
そして、登録が終わり職員さんに報告。職員さんが登録内容を見て、「うーん、君の住所はうちの管轄じゃないね。別のハロワに行って」。わざわざ教えてくれるなんて、優しい・・・直視できないね・・・・
これが初めてのハロワだ。色々と衝撃的だった。ちなみに、別の担当の方が、就職相談をしてくれました。管轄外だけど、対応してくれるなど、かなり柔軟に対応してくれます。

ハロワってどんな人が来るの?

余談になるが、ハロワには色々な人がいる。年齢、性別に偏りはないように思う。若い女性とかが一生懸命に仕事を探していることも多い。専業主婦の時代は終わり、共働きが常識となりつつあるのだろうか・・・。私のパラサイト人生は始まる前に終わりを告げようとしている。
当然なのだが単独で来る人が多数だ。無職仲間は作りにくいのだろう。その分、静かというか暗い感じに見える人は多い。人の相談は聞いたことないが、なんとなく雰囲気は伝わってくる。大体4タイプに分かれると思う。

  1. 必死に質問攻めをする人

  2. どうにかならないか感情的に相談する人

  3. やたら落ち着いてる人

  4. ごく稀にいる理解力の低い人


人のことをとやかく言う資格はないのだが、大まかに説明する。
1のタイプは、とにかく必要な情報を集めようとしているタイプだ。職員さんも結構深いとこまで喋ってくれるので、ハロワと相性がいいと思う。難点は時間がかかることだ。
2のタイプは、私は大変なんですと狼狽している時間が多い人。見ていて気の毒になるし、実際仕事がないことで受ける家計の打撃が凄まじいのだろう。大きく取り乱す人は少ない。こういう人ばっかでごった返すと思っているなら、ドラマの見過ぎだ。多かれ少なかれ皆、困窮しているが取り持って平然とした素振りをしている。さすが日本人だ。奥ゆかしいではないか。そもそも大変さをアピールされても職員さんは情報提供しかできない。行動するのが本人な以上、どこかで気持ちを落ち着けてから冷静になった方がいい。
3のタイプは、冷静すぎるだろって思う。転職のチャンスくらいにしか思ってないのか、余裕があるのか知らんが、カッコつけてんじゃねぇよと思う。ちな、私はこのタイプだと思う。カッコつけてます、すいません。あと、手続き系の話は、とにかく「はい」だけ言って淡々と進める人が多いみたいだ。特別、聞くことがないならいいが、もう少し欲張ってもいいかもしれないと思う。ハロワの職員さんたちは色々な裏技や資料を持っていることが多い。
4のタイプ。これはもう完全に通院されている方だ。精神的か機能的なものかはわからないが、明らかに異質な会話になる。介助がついている方もあるが、そうでない人もいる。大体、体感としては全体の3〜5%くらいの遭遇率。職員さんも親身に話してくれてはいるが、一方的な会話だったり、同じ質問が繰り返されたり、ひどいと逆上してしまう。側から見ると、その人を非難してしまいたくなるが、多分それは間違いだ。きっと、その人も苦労しているのだ。しかも、苦労が誰よりも報われなかった人なのだ。その場面では同情の余地はないし、手助けができることはないのだが、せめてこちらは懐を深く構えたいものである。

人間、窮地に陥れば本性剥き出しになるもの。皆、必死なのだ。職員さんもその辺は重々承知してくれている。だから、遠慮なく人を頼っていいと思う。醜さをさらけてても、気にすることない。そうだぞ、kebv!カッコつけてる場合じゃないぞ!
ちなみに、怖い感じの人に出会ったことはないので、非常に安心している。

退職直前

話が前後するが、私は退職前からハロワに通っていた。必ずしも無職である必要はないのだ。私の場合は、退職に向けてこれからどのように就職するかを相談していた。そこで、職業訓練なるものを見つけ、それを受けるための願書提出の準備をしていた。基本的には優しい人達で、一つのことを聞くと、1から10まで、何度でも教えてくれる。非常に心強かった。
何度目かのある日、願書の添削をしてもらいに行った時だ。
※ハロワはそういうことまで、やってくれます。むしろ見せに来てねぐらいのテンションです。丁寧ですね。
私は仕事の合間を縫って、特急で甲府から東京へ訪れ、眠気を抑えながらも、ボサボサに伸び切った髪でハロワを訪れた。

姉職員「今日は、どうされました」
私「あの、えっと、ここを何を書けばいいですかね・・・・」
姉職員「志望理由を書けばいいんじゃないですかね?」
私「そうですよね」
姉職員「・・・・・・」

まず、私は陰キャラ炸裂のキョドリまくりの会話であった。眠気やら疲労は言い訳にはしない。キモかった。これは詫びよう。
ただし、志望理由の欄を指して「何を書けばいいか?」と言う問いに対して、文字通り返さなくても良いではないか。あと文字では伝わらないが、”ですかね?”のあの小馬鹿にしたようなイントネーションには憤りを感じずにはいられなかった。ちょっとムカつくー!
昼前に行ったから、姉職員もお腹すいて機嫌悪かったのかなぁ。私が悪かったかなぁ。
そんな、最悪な対応をされたのは後にも先にもこれっきりだ。そうこれ以降もないのだ。その真相を次の章で説明したい。

職業訓練落選!

なんと言うことか、姉職にいびられながら書いた願書が落選してしまった。職業訓練には定員があり、人気の職種は倍率2倍以上になることもある。なんと言うことか、落選か。ショックというよりも、次のプランを用意していなかったので、焦りの方が大きかった。幸い、職業訓練の募集は毎月ありそうだったので、再度ハロワへ!
すでに、退職済みの私は、眠気も疲労もなく元気そのもの。金髪にパーマをあて、髭をはやし、眉毛は薄く剃られていた。

姉職「今日は・・・どうされました?」
私「職業訓練の案内をもらいに・・・・」
姉職「ああ、そうですか!ちなみに、先月は・・・落選されてしまったようですね。残念でしたね。先月の対応は誰が?・・・って私がしてるみたいですね・・・hahaha」

奇跡的に前回の姉職との再会。ハロワは部署ごとに分かれているが、担当職員とかつかないので、同じ人に会えるかは運次第だ。かつての会話がフラッシュバックし始め、相変わらずの陰キャラぶりを発揮する私。
だが、なんだろうか?立場が逆転しているような?相手の対応が丁寧でマイルドになったというか、気圧されているような。
私はメガネを外していたので、相手の表情をしっかりと見ようと、目を細めて凝視する。集中するあまり、眉間に皺がよっていたかもしれない。いつも母に注意されていた、私の悪い癖だ。
話が逸れるが、金髪になってからは、コンビニ、スーパー、電車の中でさえ、人が優しく気を遣ってくれるようになったように思う。スペースとかもすごく空けてくれる。ハロワも御多分に漏れず、ただでさえ優しいハロワの職員さん達が、金髪になってからは、より一層優しく対応してくれるようになったのだ!

失業手当

恐らく、大部分の人が気になるのがこの項目だろう。
日本人は1年以上働いて、無職になると、失業手当と言って、お金がもらえるのだ。よく聞く話としては、3ヶ月にわたって、給料の7割ほどが振り込まれるのだそう。つまり、私の余命も3ヶ月ということだ。
この手続きが一番混雑している。30分くらいは待つ覚悟でいたほうがいい。あと、ハロワは、この部署の人員を増やした方がいい。職員さんが過労死してしまうぞ。
確か、身分を証明できるものと失業を証明できるもの、口座がわかるもの、印鑑があるとスムーズに話が進んだと記憶している。あと、証明写真も一応持っていくといいかもしれない。後日提出でも対応してくれるものが多いぽかったが、対して嵩張るものでもない。持っていっておこう。
手続きを終えると審査期間というのに入り、そこからは一切の収入を得てはいけない。収入がある場合は、事前の申請がなければ不正受給となり、逆に罰金を支払うことになるので要注意だ。あとは、就労への意欲がない人は受け取れないという仕組みになっている。一体、3ヶ月程度の補助で就労が決まるのか疑問だが、一応そういう人のためのサポートなのだそう。具体的には、病気とかないし、いつでも働けるよって言えればいいらしい。特に書類とかは必要ないので、口約束にはなると思う。

最後に

長々と語ってしまったが、ハロワの雰囲気が伝われば幸いだ。皆、職員さんはいい人ばかりなので、何かと相談に乗ってくれる。それに、元々別の会社で働いていたがリタイアした人とかも多く働いているので、職員さんによっては異常に業界に詳しいこともある。退職を考えている人は、是非一度相談に訪れてみるといいかもしれない。ちな、相談コーナーは空いてることが多いから、気楽に行っていいと思う。
みんな、働いて納税しような!

 

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