Kebv Company

私の日記も兼ねつつ、何かしら有益な情報が書ければ

高校を賢くやめる方法

皆さんは高校を卒業されていますか?
私Kebvは卒業しておりません。お恥ずかしながら、高校の方は中退させていただきました。
そんな私の高校中退をした方法を今日は書こうかなって思います。高校生の頃は中退とかヤバそう、でも高校行くのはダルいなくらいに思って通い続けたのではないでしょうか?つまりは、やめようと思った人は意外と多くいるけど、やめた人は少ないという印象なのです。

やめた変遷

まずは私がやめた変遷から紹介しましょう。興味はないでしょうが、辞めるに至った動機というものを知らずして、この出来事を語るのは良くないです。物事の根幹には常に人の動機というものがあります。私の中退の変遷を語る必要性は十分にあるということです。

私の場合は、高校2年生に入り、シフト制を導入したことから始まります。高校にシフト性を導入することで、毎日が快適な生活になりました。シフト制について解説します。
スタンダードなものとして、午後出勤。これは午前中は出席せずに、午後から学校に行くことですね。だいたい昼休憩の後に来るので、授業は2時間ほどで終わります。とても負担が少ないですね。
次に、他校出勤ですね。文字通り、他校に通ってみました。私の高校の隣には私立高校がありまして、ジムなどの設備がしっかりしていたものですから、筋トレに励んでおりました。もちろん、勝手に登校しているので、出席は付かないです。もはや登校の意味がないですね。
これに加えて、月曜と水曜、金曜は休んでおりましたから、そうすると、学校にはだいたい週3〜4時間ほどしかいないわけですね。これが、セルフシフト制の高校生活です。
結果としましては、出席日数が足りず、単位が出ない科目が出てきます。また、高校レベルの勉強ですと授業を出ずにテストを受ければ、赤点は免れません。よって、単位を落とすことになり、退学へと繋がりました。

問題点

高校は中退が決まったとしても、不祥事を起こしていなければ、即退学となることはありません。大概は学年末まではいることはできます。特に、私は赤点や出席日数の不備でしたから、早期の段階で退学が見えておりました。対策をする時間があるわけですね。大事なことは、自分が何ができていないのかを考えることです。
私の場合は、社会のルールよりも自分のルールを優先することでした。他人からは社会不適応と呼ばれますが、端的に言えばマイペースということです。高校入試には酷く苦労したという覚えもなく、一年生の頃は単位も全て取りましたから、学力的な問題は少ないと考えました。

進路を決める

問題点はもっと詳細にありましたが、ここでは割愛。自己分析を済ませた後は、進むべき方向を定めなければいけません。当時の私が感じていたことですが、高校中退ということは高校生にとって、人生が終わるような感覚に陥ります。ですが、落ち込んでいる暇はありません。学生生活が終わりを告げようとも、人生は続いていきますから何としても進路を決めなければいけないのです。
私は、自分の学力を鑑み、大学進学をすることにしました。幸い、高校2年生で中退することになったので、高校3年生として過ごす予定であった一年間が丸ごと大学受験に使うことができました。かなり、現実的な案であったと思います。ただし、前述の問題点としてマイペースさがあります。おそらく、定時制などの学校に通いながら、勉強を進めていくことは、不適応を起こしかねないと予想されました。よって、予備校などを駆使しながら、自分のペースでの学習が必要となりました。

対策

大学受験につきましては、いくつかのタスクがありました。

  1. 大学を調べる

  2. 受験資格の獲得

  3. 受験勉強

主に、この3つです。
まず、一つ目。”大学を調べる”ですが、どの大学に行くか、どうやって願書を出すか、受験日はいつか、必要書類は何か、などなど、全て自力で調べることになります。Google先生に聞けば簡単にわかることではあるのですが、調べ漏れがあっても自己責任になることと、アドバイスなどをもらえないことは、高校生としてはプレッシャーになります。中退者の辛いところだと思います。噂によると、高校では教員の方々が、手厚いサポートをしてくれると聞きましたので、無難に高校は通われた方がいいと思いましたね、はい。私は、「何これ?センター試験?スゲー!」など新しい発見が多くて楽しかったです。
二つ目。”受験資格の獲得”です。あまり知られてないかもしれませんが、大学受験には、受験資格があります。それは、高校を卒業していることです。初めて知った時は、ビビり倒しました。ですが、救済措置があります、大丈夫です。高校卒業程度認定試験というテストです。長ったらしい熟語で目眩がしますが、略称で”ダイケン”とかって呼ばれています。かつて、大学検定という名前だったことが由来でしょう。このテストに合格することが、高校中退者のノルマとなっております。高校卒業程度認定試験については、詳細を後日、記事にしようと思います。長くなりそうなので・・・。
最後に、”受験勉強”ですね。これが、最も多くの時間を使うことになります。高校を中退したということは、受験に失敗できる余裕はないです。当然ではありますが、学校からの推薦はないので、テストでの実力勝負しか許されていません。家族からの圧も感じます。社会的にも、背水の陣であることには変わりません。最終学歴は中卒ということですからね。しかし、中退者の強みというのもあります。とにかく、時間が余っているということです。普通の高校生であれば、部活動や通学など、総合学習など受験勉強以外の時間を取られます。また、細かなところで言えば、友人との雑談であったり、クラスで変人に思われない程度に、髪の毛にワックスをつけるなど、意外と多忙です。中退者は違います。まず、人とは喋ることはありません。常に参考書を片手に、英単語をうわごとのように呟き、風呂にも入らず不毛だらけになろうが、誰も文句を言いません。学習の内容についても、理解が早いところは飛ばし飛ばし勉強できますし、苦手な科目はじっくり繰り返しの学習ができます。最大効率で学習を進めていくことができることが、強みなのです。

高校をやめる方法

これまでの高校生活より、問題点の洗い出しを行い、それを踏まえつつ進路と対策を立てる。そうすることによって、タスクが見えました。私の体験を実例として挙げましたが、就職や転校でも同様のプロセスになるかと思います。
今回の記事についてですが、賢くやめると銘打ってありますから、コツとなることを書こうと思います。
大原則として、後手に回ってはいけません。上記で挙げたプロセスは在学中に済ませましょう。急に退学になった場合は仕方ないですが、そうでない人は在学中にできるだけのことをやるのです。なぜなら、学生証を使って割引が使える施設が多い、人からアドバイスをもらえる、教員と話せる、学校という施設を使えるなどなど、高校生の間にしかできない特典があります。高校にいる間は気が付きにくものですが、やめてからでは後の祭りです。高校卒業程度認定試験や願書の取り寄せなどは、在学中にでもできます。予備校に通いたい人や、参考書の購入などを検討している人は、できるだけ在校中に情報収集をすると良いでしょう。先輩からのアドバイスを貰えれば最高です。私は、陰キャでしたので、知り合いは高校にはいませんでしたが、他校の宇野くんから色々と話を聞くことができました。それでも、後から後悔することや、準備に追われることはたくさんありますので、早めに行動しておいて損はないでしょう。
早めに準備ができれば、3学期は退学したも同然の扱いを受けることもあるかと思います。私の場合ですが、3学期のテストで「115点を取らないと単位を落とす」と言われた科目があります。100点満点のテストで、115点は取れませんから、教員が「今日から別の勉強をしていいよ」と助言をしてくれました。遅刻指導についても、もはや取り合っても無駄だと判断されたのでしょう。基本的に居ても居なくても一緒の存在になります。ここで、落ち込んではいけません。これこそが、”真の自由だ”と胸を張りましょう!具体的な思い出作りとか考え始めます。この頃は、私もルンルンで、授業中に便所飯を食べながら、壁の落書きを目に焼き付けていましたね!クラスメイトから教科書を借りて、表紙だけ返したらブチギレられたり、ワークブックに釘を打って閉じてみたらブチギレられたり・・・・あまりの奇行が目立ち、保健室の心の先生に呼び出しをされたのは、いい思い出ですね。話がそれましたが、この期間は中退した後の生活の予行演習のようなものです。しっかり、備えておきましょう。

もしも高校をやめようと思っている人へ

高校中退は修羅の道であることに変わりはないと思いますので、思い止まりましょう!ハッキリ言って、まともな判断ではないです。
ですが、人には事情がありますから、高校の中退のノウハウを紹介させていただきました。最後に、私の考えを書こうと思います。
高校を中退したら、何をするにも強靭な精神力が必要になると思います。人の目を気にしない、自分の将来に希望を持つ、そういったメンタルです。高校生という多感な時期に周りと違うことは、心理的な負荷になります。周りからは中退した半端モンとして扱われます。落ち込まない方が無理です。ですが、誰も手助けをしてくれません。余計に卑屈になっていき、徐々に人から嫌われる人になるでしょう。この負の連鎖を自力で止めるのです。今の自分を認め、周りへの尊敬を忘れず、努力し続けるしかないです。一応、私は大学院の修士課程までは卒業できました。おかげで履歴書には修士卒とデカデカと書けます。高校に入れたのだから、それだけの実力があるということなので、努力をすれば何かしらの結果はついてきます。
高校で味わうはずだった学祭や卒業旅行など、楽しいイベントを全てスキップした以上、不幸な人生だとネガティブになります。「友達いないから関係ない」と思っていても、あるのとないのとでは違います。喜怒哀楽に関わらず、経験がないというのは明確な損失です。だからこそ、強く気高く生きていかなければなりません。普通の高校生は、一人を極め過ぎて参考書を話し相手にし始めるようなことは起きません。職質された時に、人と話すのが久々過ぎて、舞い上がることもありません。自分だけの力で頑張った、そう思えるような生活をしたことがないのです。他人への感謝を忘れてはいけませんが、高校中退したからには、自分の自信になるように心がけて欲しいです。人と違う経験をプラスに変えるために努力してください。

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