Kebv Company

私の日記も兼ねつつ、何かしら有益な情報が書ければ

コミュ障は詐欺に引っかからない

どうも、Kebvです。
タイトルに詐欺と入れましたが、詐欺ではないです。多分・・・笑
とりあえず、コミュ障発動したときの話、書きます。

とあるLINEから

ことの発端は、一つのLINEのやりとりから、始まります。
私のLINEに対して、常に仮想通貨での投資をオススメしてくれる、大変善良な方がいらっしゃいます。私が、「お金はないです」と言っても、定期的に投資の話を持ちかけてくれる、とっても気さくな方なのです。
大変その方には心苦しいのですが、私は貧乏なので投資とかをスタートできずにいると、痺れを切らしたのかのように、あるサイトに登録するように連絡をしてきました。
あぁ、世の中、詐欺などの犯罪が横行しているにも関わらず、こんなに親切で丁寧な方々がいらっしゃるもんなんですね!

サイトに登録!

折角のお話ですから、私はそのサイトに登録することにしました。
ホームページによると、仮想通貨のどの銘柄を買うと儲かるか?ということを予想して情報を売ってくれるサービスだそうです。きっと、パチンコ雑誌の上位互換ですね!そんな情報を売るくらいなら、自分たちで独占した方が良さそうな気がするのですが、より多くの人にお金を儲けて欲しいという思いの博愛主義者の集まりなのでしょう。情報を提供してくれる人物をホームページで紹介していまして、”ミスターシックス”とか”キャサリンみたいな名前だったと思います。顔も出していなくて、よっぽどの重鎮なのでしょうか?凄い会社ですね!
今回は、私の資金さえあればビックマネーを掴むチャンスだったのですが、非常に残念ながら登録だけで済ませるしかなさそうですね。ええ、非常に残念です。唇を噛み締めながら、登録だけ完了させてみました。
すると、数日後にサイトの人から電話が!

コミュ障、発動!〜激闘の電話〜

電話は危険です。即座に応答しなくてはいけないので、誤魔化しきれない場面が出てきてしまいます。会話に一度でもつまずいてしまっては、そこから臨機応変な対応で巻き返すのは、より困難なことになります。よって、最初が肝心だ!!

投資『もしもし、こちら〇〇というものですけど、お時間よろしいでしょうか?』
私「あ’’ぁ’’?」

ミスった!寝起きだったせいで、意味もなく、すごんでしまった!気を取り直して、ハイトーンボイスで返答をしていく。

投資『今回は、ご登録いただきありがとうございます』
私「ハイ、アリガトウ !!」
投資『・・・・はい。えー。今回はご案内の連絡なんですけども』

もうめちゃくちゃだ。相手も困惑しているが、私も困惑している。もう、手の施しようがない。しかし、人間不思議なもので、諦めが着くと、肝が据わってくるものです。私は、説明を全て聞き流しながら、簡潔に「うん」とだけ返事をしていくことができました。

投資『何か、ご質問はありますか?』

こういうのが、最も危険だ!不用意な質問をぶつけると泥沼化していく。しかし、その時の私は眠気が覚めたことを、頭が良くなったものだと勘違いしており、必要以上の自信を持っていました・・・・

私「どうして、ホームページの人達って、偽名なんですか?」
投資『偽名と言いますか、ニックネームという形でございまして・・・・』

何やら投資会社の人は、苛立っているように思われました。当然と言えば当然でしょう。偽名にはネガティブなニュアンスが含まれますから。そこを踏まえて、返事をしよう!そう閃いたところまでは、良かったと思います。

私「どうしてニックネームなんですか?」
投資『通例と言いますか、皆様そうされているようでして・・・』
私「通例なんですか?」
投資『通例と言いますか・・・・野村證券などの大手は実名でやることもあるのですけども・・・』
私「どうして、ニックネームなんですか?」
投資『・・・・・』
私「・・・・」
私「わからないってことですか?」

完全に詰め切ってしまった!!某大手掲示板サイトでもない限り、これはディスコミュニケーションでしかない!
詐欺会社が痛いところを突かれたかのような、歯切れの悪い応答。これは、私が必要以上にしつこく聞いてしまった所為であろう。そうでなくては、この投資の会社はとても怪しいことになってしまうではないか!
なんとしても、この会社の疑わしさを払拭しなければならないだろう。私は、恐れ多くも助け舟をだそうと思った。

私「情報を売ってるんですよね?」
投資『はい』
私「その情報ってのは、未来のことだから、不確かな要素を含みますよね?」
投資『はい』
私「つまり、この売買には信用が重要だと思うんです。そういった関係を築くにあたって、本名を明かさないというのは、不利ではありませんか?」
投資『当社は、個人と会社で経営しておりまして、私共がエージェントという形になっております。情報を売ってくださる方は、個人でありまして、私共の会社の社員とは異なりryはhgkjめlvまdg・・・・・』

電話をくれた社員さんが、壊れてしまった。私は、なぜ本名でなかったのか?と聞きたかっただけなのだ。理由なんてなんだっていい。プライバシーの保護でも、会社のルールでも、カッコいいからという漠然としたものだっていい。ただ一言、理由を明言して欲しかったのだ。
もう、彼の言葉はまとまりをなくし、本題とは全くの関係のないところを上滑りしている。よくわからないが、勝手に私に会社の内部事情を喋り続けている。逆にその辺は守秘義務がないのだろうか?

私「なんとなく聞いただけなんで、あのー、それはもう大丈夫です」
投資『そうですか・・・それでは失礼します・・・・』

あぁ、もう彼は帰ってこないだろう。私が引き下がるのが遅すぎた。
そもそも、こちらが質問をする時間なのだから、会社側から電話を切るのは斬新だと思う。この程度で、私の疑問が全て解消されたとでも思っているのだろうか?
否、今の彼には必要な休息だ。私も鬼ではない。ただ少し、ほんの少しだけ、人と会話してみたかったんだ。傷付けるつもりなんて、なかったのに・・・・・

まとめ

会話が苦手な人をコミュ障と言いますが、その実態をご覧いただけたかと思います。非詐欺グループの一般構成員の心を、無意に削り取ってしまった罪は、深く重いでしょう。私も、一層の努力をして、積極的な会話の達成を目指していきたいと思います。
後日、LINEの方から「投資のことについて聞けましたかぁー?」と呑気なメッセージが来たところで気がつきました。私は、投資のことを何も聞けていない・・・・・

 

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