Kebv Company

私の日記も兼ねつつ、何かしら有益な情報が書ければ

ウォーキングのススメ!

どうも、kebvです
今回は、ウォーキングについての健康的な内容を書いていこうと思います。

健康第一!ダイエット!適度な運動!
これらのイメージの代名詞的な存在であるウォーキング!唐突ではありますが、私kebvも先日やってみました。ので、ご報告です。

最後には最後にはウォーキングでの消費カロリーもあるので、お楽しみに!

ウォーキングとは、散歩を格好良く表現した言葉

私は元々、散歩が趣味です。いろいろなところを、ブラブラとアテもなく歩き、その土地の風土を味わう。そして、物思いに耽りながら、ゆっくりと変わりゆく景色を眺めていく。時に、空を見上げ、雲の流れに歩みを合わせれば、自然と口が開き、目は虚になり、その姿はさながらリビングデッド。
そんな風流な趣味が私にもあったのです!

最近はあまり散歩していなかったのですが、ふとそんな自分の趣味を思い出したのです。というのも、その日は非常に空腹の1日でした。定期的にあるのですが、異常なまでの飢えが私を襲う日があるのです。大体、30分程我慢すると、飢えは落ち着いてくるのですが、その日はいくら耐えたところで、その安寧は訪れることはありませんでした。

さて、コンビニに行ってしまおうか?否、食料を買うお金はありません。無料でできることはないか・・・
その時、脳裏に閃光が走ったのです。
『ちょっと散歩をしよう』
我ながらの、名案でした。散歩は素晴らしいです。お金がかかりません。筋トレやランニングは、空腹時にはすぐにバテてしまいますが、歩くだけなら、体力も要りません。しばらく、歩けば気持ちもどこか他所へ向かって、腹の減りなど気にも留めなくなるであろう。そう考えたのです。

私は先日に友人が奢ってくれたスポーツドリンクの飲みかけ容器に水を入れます。30倍ほどに希釈されたスポドリは、非常事態の飲み水として持っていくことにしました。GUの激安ペラペラシューズに足を通し、意気揚々と街に繰り出したのでした。
ここまで、夜分19時ごろの出来事です。

変わらぬ空腹、止まらぬ歩み

とりあえず、空腹がなくなるまで、ちょっと歩こう・・・そう思い家を出た私ですが、どういうわけでしょうか?ずっと、空腹のままです。運動すると体はエネルギーを欲するのでしょうか?
私は、疑問を抱えたまま、歩き続けます。気がつけば、時刻は23時。日付を跨ごうとしています。人の歩く速度は、およそ時速4kmだそうですので、単純計算で16km歩いたことになります。
最遊記に習い、西へ西へと歩き続けたので、帰るためには東へ16km歩かなければならないという深刻な事態に陥っていました。しかし、未だ気づいていない私はそれでも歩みを止めることはなかったのです。

ガンダーラは何処だろうか?気がつけば夜の街が、目に刺さるようなネオンを灯しておりました。もう、こんなところに出てきてしまったのか・・・
情報社会である現代は、人々の欲求を刺激してきます。これは不味いと思った私は、踵を返し帰路へ着くこととしました。

街のはずれにて

私は、賑やかなネオン街から、そそくさと抜け出しました。その頃には、空腹は無くなっていました。というか、喉の渇きが上回っていました。30倍希釈のスポドリは、乾いた私の体に染み渡りましたが、500mlでは足りなかったようです。
「みずぅぅ・・・・」
と、呻めきをあげながら、公園を探しておりました。当然、水を買うお金を節約しなければならないので、公園の水飲み場がオアシスになるわけです。

すると、私の眼前に、見慣れぬ白い塊が現れました。
布の塊・・・?布団か・・・?猫・・・?いや、デカイな・・・?
思案を巡らせますが、答えが見つかりません。興味本位で近づいてみると、
「人でぁああああ!!!!!」
思わず、絶叫してしまいましたが、人が倒れていました。破茶滅茶な恐怖に一瞬だけ思考停止してしまいました。あまりの非日常に、走馬灯さえ周り始めます。
良い人生だったかなぁ。そういえば、おばあちゃんが言ってたな。元気よく挨拶しなさいって・・・・

「「「こ・ん・ば・ん・わ!!!」」」
おばあちゃん、この人挨拶しても、返事してくれないよ・・・
パニックになった私は、倒れている人の肩を強打!ひたすらに強打!!
「こんばんわ!大丈夫ですか!こんばんわ!」
肩ではダメなら頭イッとくか?いや、キックの方がインパクトがあるか?と、押して駄目なら破壊する思考が炸裂しかけた時のことです。

「う〜ん」

返事があった!様子を見るに、酔って寝てしまっているだけのようでした。安堵したと同時に、興味を無くし再び帰路に着くkebvでした。

そして、すぐに気がつくのです。
「でも、あのまま寝てても不味いんじゃね?」
慌てて戻ります。道中に自動販売機を発見しましたので、水を買っていきました。
たかだか、10mくらいの距離でしたが、その時の葛藤は鮮明に覚えています。
この水代の100円があれば、パンとか買えるよな・・・てか、喉乾いたよな・・・もう飲んでしまおうか・・・無視して帰ったって誰も知らないわけだし・・・・
「くそっ!くそっ!水飲む!違う!くそ!くそ!」
と繰り返し、葛藤を口にしながら、倒れる男性の元へ。

情けは人のためならず

kebv「大丈夫ですか?これ飲んでください」
男性「あ”ん”」

なぜ、この人は喧嘩腰の返答をしたのか?アルコールが入っていると、人格は変わってしまうものなのだろう。私は疲れもあり、この時点でキレた。
キレはしたが、冷静でもあったので、とりあえず警察へ通報することに。

警察「事件ですか?事故ですか?」
kebv「事故。人が酔って倒れてますわ!」
警察「場所は・・・」

苛立つ私に対して、淡々と答える警察。さすがだなと関心してしまった。
しばらく、状況を説明するために電話をしていると、ツカツカと知らない初老の男性が近づいてきた。

初老「あそこの人、君の知り合い?ちょっと、どうにかしt」
kebv「知りません!今、通報してます」
初老「警察なら、あそこに交番があるのに。行けばすぐだよ」

なんなのだ、この初老は!?こっちは、16km先の土地から来てるんだぞ。交番の場所なんか知るかよ!てか、初老が通報しに行けよ!なんで、kebv頼みなんだよ!
「今、電話してっから!ちょっと黙っててくれっかなぁ!?」
そう一言、お伝えしてあげたところ、立ち去ってしまった。

警察「かしこまりました。今、向かわせました。到着まで、その場にいてもらっても良いですか?」
kebv「わかりました」
警察「その方にも、動かないように言ってあげてください」
kebv「(今、寝てるんだから言う意味ないだろw)はーい、わかりました」

そのやりとりを最後に、電話を切りました。すると、倒れていたはずの男性が、いきなり起き上がり歩き始めたのです!
チクショウ!面倒ばっかりかけて来やがる!!

kebv「ちょっと、アンタ。オイ!コラぁ!」

咄嗟に声をかけると、再びその人は倒れてしまいました。とりあえず、一安心と言うところでしょうか。警察はこういう場面に多く遭遇しているのでしょうね。ご苦労様です。

警察が来るまで、かなり長い時間があったように思います。初めは、倒れた男性に水を渡して
kebv「はいコレ。とりあえず飲んでください」
男性「・・・・・」
kebv「返事がない。ただの屍のようだ」
と、ドラクエごっこをしていました。それでも、来ないので、座ってボーッとしていると、徐々に疲れが込み上げて来ました。アドレナリンがなくなり、引き換えに乳酸を感じます。自分の足が痛いです。その痛みが、足裏から腹筋まで登ってくるのです。
ヤバい!し、死ぬ!
人助けなんかしてる場合ではありませんでした。この男性は、良いが冷めれば歩けるようになるでしょうが、私は一体どうしたら帰宅できるのでしょう。

警察「もしかして、通報して下さったkebvさんですか?」

警察が来てくれた!助かったのだ!

警察「えっと、その倒れている男性と言うのは・・・?」
kebv「コイツです!」

私は疲労と怒りの内混ぜになった感情から、男性のことを犯人として扱った。

kebv「コイツは、道に倒れてたんです!」
警察「は、はい・・・」
kebv「でも、いきなり歩き出して!」
警察「はぁ・・」
kebv「メガネ落としたみたいで、探してあげたんです!」
警察「そ、そうですか!」
kebv「この人が持っているのは、私が買った水です!」
警察「あ、はい。ご協力ありがとうございます」

私の説明に怒りの元凶がないために、警察も頷くしかないようであった。
今となれば、一番の被害者は警察官のお兄さんたちであっただろう。

警察「以上ですね!ありがとうございました!」
kebv「終わりですか?」
警察「はい、終わりです!ありがとうございました!」
kebv「私は帰るのですか?」
警察「はい!どうぞ、お帰りください。ありがとうございました!」

安心しきっていた・・・。警察が来たからと言って、私の”ちょっとした散歩”は終わっていなかったのである。

行きは良い良い、帰りは・・・・

ここからは、エピソードと呼べるものはない。会話もなければ、出来事というものがない。
胸より下が、全部痛い。筋肉も皮膚も内臓も、全て痛い。大体、25kmほど歩いた地点だろうか。苦しいのだ。何が苦しいかは、わからない。30倍希釈スポドリ(0ml)を握りしめ、うわごとのように「苦しい、辛い」とひたすら声に出す。
そうすることで、次の一歩が歩けるようになる気がしたのだ。そこから先は覚えていない。ただ、真っ直ぐ歩き続きたのだろう。

結果発表

楽しい散歩を無事に終えて、帰還することができました!
さあ、健康好きの皆様!お待たせしました!消費カロリーの発表です!
私の体重は80kgで、8時間歩行として計算しています。以下のサイトで計算します。

https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228742

消費カロリー : 2016 kcal

おお!かなりの消費カロリーではないでしょうか!唐揚げ3個100gで240kcalらしいので、唐揚げ24個分くらいでしょうか。
健康目的であれば、まずまずの結果ですね!

まとめ

今回は、辛い記憶となりましたが素敵なウォーキングでした!
たかだか散歩と侮らずに、少しでも運動すると、ダイエットには良いのはないでしょうか!運動後に、ついつい食べ過ぎてしまうなんてこともありますが、この消費カロリーからして、揚げ物1kg以上食べなければオーバーすることはありません!かなり、効率の良いダイエットなのではないでしょうか!ぜひ、一度やられてみてください!街に出れば、楽しい出会いも沢山あるかもしれないですし!笑

とはいえ、私の場合は目的は違いましたが・・・

 

amzn.to